介護福祉関連

【玄関のつまずき防止】上がり框手すりの設置で安全・安心な住まいに

玄関の「上がり框(かまち)」とは?

「上がり框」とは、玄関の土間から居室へ上がる段差部分のことです。
一般的に15〜30cm程度の段差があり、高齢者や足腰に不安がある方にとって転倒リスクが高い場所となります。

玄関での転倒事故は多い!

家庭内での転倒事故の中でも、「玄関の段差」は非常に多い事故ポイントです。
特に下記のような方は要注意となっています。

・片足でバランスが取りづらい方
・杖や歩行器を使用している方
・手すりのない状態での立ち座りが困難な方

上がり框手すりのメリット

・安全な昇降をサポート
段差を超える際に、手すりがあることで体の支えとなり、バランスを崩しにくくなります。

・自立支援につながる
介助なしで玄関の出入りができるようになることで、生活の自立度が向上します。

・介助者の負担軽減
介助者が支える負担も軽減され、安全な介護環境が整います。

手すりの設置タイプ

1.壁付けタイプ
玄関横の壁に直接手すりを取り付けるタイプです。スペースを取らず安定性が高いのが特徴です。

2.据え置き型(床固定タイプ)
段差の前に設置する独立式の手すりです。壁がない玄関でも設置可能となっています。

3.L字型や縦型との組み合わせ
立ち上がり+横移動の動作をサポートする「L型」や「縦手すり」との併用もおすすめです。

介護保険の住宅改修(住改)で手すり設置が可能!

上がり框手すりの設置は、介護保険の住宅改修対象工事のひとつです。

対象条件:
・要支援1以上の認定を受けている方
・玄関の段差昇降が困難な状況にあること

※工事前に事前申請が必要になります。

設置前のチェックポイント

・手すりを取り付ける壁の強度(壁付けの場合)
・昇降方向や動線に合わせた形状・長さの選定
など・・・

玄関は毎日使う場所。上がり框の段差対策は、転倒予防と自立支援の第一歩です。
介護保険を活用した住宅改修で、安心・安全な住まいを実現しましょう。

「手すり設置を検討している」「どのタイプの手すりが合っているのかよく分からない・・」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

宇陀市でのリフォーム、設備、介護の事なら、ナガサワぷらす(0745-83-2266)まで
まずはお気軽にご連絡ください!

TOP