井戸ポンプを安心して使い続けるためには、「水中電極」や「電極棒」のメンテナンスが欠かせません。
これらの部品は、水位を正確に検知しポンプを安全に制御する役割を担っています。
長年放置しているとサビや汚れによって誤作動やポンプ故障につながることも…。
この記事では、井戸工事の現場で実際に行われる水中電極・電極棒の点検やメンテナンス方法についてわかりやすく解説します。


■ 水中電極・電極棒とは?
水位を正確に検知する装置
水中電極・電極棒は、井戸の水位を感知するセンサーです。
これが正常に働くことで、ポンプが「水がある時だけ」作動し、空運転による故障を防ぎます。
■ なぜメンテナンスが必要なのか
・水中の汚れやサビで感度が低下
・電極棒が腐食して通電しにくくなる
・誤作動により「水があるのにポンプが動かない」「逆に動きっぱなしになる」などのトラブル発生
定期的な点検でトラブルを未然に防ぐことができます。
■ 点検・清掃の基本手順
- 1.電源を必ずオフにする
感電防止のため、作業前に必ずブレーカーを落とします。
- 2. 電極棒を取り外す
水中から電極棒を引き上げ、汚れやサビの状態を確認します。
- 3. 清掃
布やヤスリで汚れやサビを落とし、導通を回復させます。
- 4. 再設置
清掃後はしっかり固定し、再度水位検知が正常に動作するか確認します。
■ 交換が必要になるサイン
- ・サビや腐食が進行して清掃しても回復しない
- ・水位検知が安定せず、誤作動が多い
- ・使用から10年以上経過している
こうした症状が出たら交換を検討しましょう。
■ プロに依頼するメリット
- ・正確な診断と安全な作業
- ・部品の適切な交換・調整
- ・井戸やポンプ全体の総合チェックも同時に実施可能
井戸は生活に直結する大切なインフラです。専門業者による定期メンテナンスをおすすめします。
水中電極・電極棒は井戸ポンプの心臓部とも言える重要なパーツです。
定期的な点検・清掃・交換によって、井戸ポンプを長く安心して使い続けることができます。
井戸の調子が悪い・水が出にくいと感じたら、まずは水中電極や電極棒の点検のご検討を!
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