エアコンは移設や交換の際に「脱着工事(取り外し・取り付け作業)」が必要になります。
今回は、既存のエアコンを取り外し、新しい場所へ設置するための脱着工事を行いました。作業では冷媒ガスの適切な処理や真空引きなど、専門的な工程が欠かせません。

■ エアコン脱着工事とは?
エアコン脱着工事とは、
・取り外し(撤去) … 既存エアコンを外し、配管や室外機を処理する作業
・取り付け(設置) … 新しい場所や住宅へ再設置する作業
をまとめて行う工事のことです。
引っ越しやリフォーム時に多く依頼される工事で、専門的な技術と工具が必要になります。
■ 工事の流れ
- 1.ポンプダウン作業
室外機に冷媒ガスを回収し、配管を安全に取り外します。
- 2. エアコン取り外し
室内機・室外機・配管を丁寧に撤去。再利用可能な部材を確認します。
- 3. 設置準備
新しい設置場所に合わせて配管ルートを確認し、水平を取ります。
- 4. 真空引き作業
真空ポンプを使用して配管内部を真空状態にし、余分な空気や水分を完全に除去します。 - これにより、冷媒ガスの性能を最大限に発揮でき、故障リスクを大幅に低減できます。
- 5. 試運転・確認
冷房・暖房の動作を確認し、ガス漏れや異音がないかをチェックして完了です。
■ 真空引きの重要性
エアコン工事で特に大切なのが「真空引き」です。
真空引きを行わないと、以下のような不具合が起こる可能性があります。
・冷えが悪くなる
・コンプレッサー故障の原因になる
・電気代が高くなる
そのため、専門業者による確実な施工が必要不可欠です。
エアコン脱着工事は、ただ取り付け・取り外しを行うだけではなく、冷媒ガスの回収や真空引きなどの専門知識が求められる作業です。
正しい手順で施工することで、エアコンの性能を長く維持し、快適な室内環境を守ることができます。
お引っ越しや買い替えでエアコン工事をお考えの方は、ぜひ当社へご相談ください。
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